2019年08月
2019年08月26日
大手術、とりあえず成功!
【Today's topic】
金曜日、愛犬の手術が無事、終了しましたー
手術開始が13時。
仕事中に、手術終了を知らせる携帯が鳴ったのが14時。
やっぱり電話に出るのが怖かったですね・・・ 手術前のリスク説明では、約8千頭に1頭の割合で、全身麻酔をかけたことによる「ショック死」も有り得る、とのことだったので。
「無事、終わりましたよー!」との先生の言葉に、ホッとしました
術後の回復も順調で、翌日からはドッグフードも食べ始め、日曜日に退院しました(はやっ!)。
でも、身体の小さなチワワにとっては、本当に本当に大手術ですよ。。。
病魔に侵されていた下顎の前半分を、バッサリ切り落とした訳ですから。(苦手な方、ごめんなさい。)
おそらく人間だったら、片足を丸々1本切り落とすぐらいの面積に匹敵するでしょう。
しかし、持ち前の食欲旺盛な性格も手伝ってか、体力もみるみる回復し、今日はだいぶ元気になりました。
でも、まだまだエサを食べるのには苦労していて(当たり前ですよね)、柔らかくしたドッグフードを手のひらで与えています(ボロボロこぼしまくりです)。
先生曰く、だいたい1ヶ月もすれば、自分で上手に食べれるように学習するでしょう、とのこと。
凄いですよね。口全体の4分の1を欠損しているというのに。
さて、あとは再発や転移が起きないことを祈るばかり。
とは言え、もうすぐ13歳になる高齢犬です。心臓疾患も抱えているし、いつ、何があってもおかしくない年齢。
生き物である以上「老い」には逆らえませんから、過度な期待はせず、今日1日1日を、愛情タップリ、大切に過ごそうと思います。
よく頑張ったね! 相棒!!
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2019年08月21日
サードオピニオン
【Today's topic】
ここのところ、2泊3日で我が家では毎年恒例となった「那須旅行」を楽しんでおりました。
もちろん、ガン宣告された愛犬も一緒です。
そんな状態で旅行を決行するとは・・・と思われるかもしれませんが。。。
このガン、なかなか手強い相手(いや、かなり手強い)。
もしかしたら、これが愛犬と一緒に過ごせる最後の旅行になるかもしれない・・・ならば、無理をしない範囲で、今を最大限に一緒に楽しもう
そんな思いから、私たちは万全の体制を整えて、車を走らせたのであります。
旅行先では、このガン特有の出血が2度発生(うーん、やっぱり無理させちゃったかな)。
しかし、大事には至らず。昨日、無事帰宅しました。
そして、獣医のほうは、セカンドオピニオンを受けた後、どうしても諦めきれず、サードオピニオンを受けてきました。
やはり、経験と知識に左右されるのでしょう。
どの先生も、言う事がバラバラです。
妻と話し合った結果、決めた方法は1つ。
まずは、戦おう!!
一番信頼のおける、腫瘍専門の先生の意見によると「現在のステージでは、レーザーなどで肥大を抑えるような段階ではもうない。外科的手術でまずは下顎を半分切除し、その後は再発防止へ向けて化学的治療を施す。」ということでした。
もし、再発や転移が見つかった場合は、もうその時は仕方がない。
しかし、今少しでも可能性があるのであれば、それに駆けようじゃないか。
結婚以来、現時点では「子供達よりも長く一緒に過ごしてきた家族の一員」です。
いよいよ、明後日23日に手術が行われます。
頑張るんだぞ!!(大の病院嫌いの)相棒よ!!
涼しくなったら、また一緒にお散歩行くぞ~
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2019年08月11日
愛犬の余命宣告
【Today's topic】
このブログには、ほとんど登場したことがありません。
愛犬のお話です。
12歳になる雄のチワワです。
大切な家族の一員にも関わらず、今までこのブログに写真など一切登場しなかったのは、非常に特徴的なルックスであり、身バレを防ぐため。
妻との入籍とほぼ同時期に、1歳にも満たないこの子を我が家に迎え入れました。
結婚式では一緒に記念撮影。
狭い賃貸で始めての同居、その後、引っ越してリビングの広いマンションを購入。最初はその広さに戸惑い、壁づたいにそろそろ歩いてビビッてたっけ。
旅行も帰省も、いつも一緒。
仕事から帰宅すると、狂ったようにピョンピョン跳ね回って喜びを表現し。
かと思えば、あちこちに粗相をし、妻や私から叱られ。。。
そんな「彼」も、あっという間にもう12歳。立派な老犬です。心臓にも疾病を抱えていますが、特に変わったこともなく、ここまで元気に過ごしてきました。
異変が見つかったのは、約2ヶ月前。
私が残業で多忙を極めている中のことでした。口からの軽い出血。フロアにもポタポタと血痕が。
最初は何か堅いものを噛んで口を切ったのかと思っていましたが、その数日後にまた出血。これを繰り返すようになりました。
その原因がわかったのは、つい3日前のこと。
口内から下顎の外皮にかけて、イボのような嫌な感じの腫れが。
傷口から細菌が入って膿んでいるのか?
そんな軽い気持ちで、お世話になっている獣医のもとへ。
そこで告げられた衝撃の病名は。。。
扁平上皮癌。
これから細胞の検体検査に出すので確実とは言えないが、経験からして、ほぼ間違いないだろうと。
犬のガンの中では、メラノーマなどとともにトップ3に入る悪性腫瘍です、と。
すぐにレントゲンをとり、とりあえず肺などへの転移は確認されず。しかし、進行が早く、痛みでえさも食べづらくなるため、今後体力の消耗は避けられないだろうと。
主な選択肢は3つ。
1 外科手術
下顎のほぼ3分の2を切り落とす大手術。つまり下アゴをほぼ失う。これで完治した症例もわずかにある。しかし、大抵は再発。術後の1年以内の生存率は約5割。
2 放射線治療
患部に放射線を定期的に照射。しかし、全身麻酔を毎回行うため、身体的な負担が大きく、心臓の悪い老犬には不向きとのこと。費用も莫大。
3 ガンを受け入れる
つまり、真正面から戦うことをせず、痛み止めや止血をしながら、ありのままに最後を受け止める。この場合、余命は3ヶ月もないだろうと。腫瘍が肥大化し、気道が圧迫されて苦しそうにしたり、痛みに泣いたり・・・そんな姿を目の当たりにし、これ以上苦しませたくない、もう楽にしてあげたいという思いから、安楽死という選択をとる飼い主も多いと。
妻と話合ったけど、まだ結論は出ず。
年齢的にも、もうそろそろ覚悟はしておかなければなぁとは思っていたけど、こんなにも早く危機が訪れるとは。
明日、セカンドオピニオンを聞きに行ってきます。
正直、現状どうしたらよいのかわからず。
今はまだまだ元気に歩き回り、僕のふくらはぎを引っ掻きながら、エサを欲しがる「我が子」の無邪気な姿が逆に痛々しく、涙が出てきます。
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