2019年11月

2019年11月27日

難化が著しいPart2/補って…


【Today's topic】 

なんだか気温の変化が激しいですねー!

ガーンと寒くなって、薄手のコートを出してみたものの、日によってはその服装では汗だくになってしまったり・・・

もう、どっちかにしてくれー!


さて、ここ1週間で、初見のTOEIC問題(公式&既出)を解いてみました。リスニング2回分、リーディング1回分です。

そして、既にここ2年ぐらい言われ続けている傾向を、あらためて身をもって体験しました。それは・・・

Part2の難化です。(何を今さら感アリアリですがw)

いやー、もう旧形式なんてサービス問題だらけだったのにね。今ではもう跡形もありません。

でも、ある意味、本当の英語力が試されるパートかもしれませんね。パート3や4は、ネタにも限界がありますから、話題のストックが多い人が有利で、大して聞けてなくても結構点が取れてしまう、という現状があります。

ということで、今日は、パート2の「難問パターン」を仕訳けしてみました。

よく「間接的な返答が多くなった」という表現がされることがありますが、でも、間接的な返答なら昔から存在していましたし、ちょっと違うかな?

ずばり的を得ている表現は「距離が遠い問題が増えた」っていう言い方。イイですねー まさにそれ!わかりやすい!

ではでは、タイプ分けしてみましょう。(日本語でいきます!)

ちなみに、返答は、全て正解になり得るものばかりです。


Q 明日の会議、ナニで行きますか?


Ⅰ 直球型(楽勝従来型) ※もうこのタイプはほとんどありません。
 A1 バスで行きます。
 A2 電車でどうですか?

Ⅱ 間接型(従来からあるもの)
 A3 まだ決めてません。
 A4 まだ言われてないんです。
 A5 あなた次第です。(あなたと一緒にします。)


と、ここまでは旧形式ですよね。もう楽勝です。
そして、下に行くにつれて、難易度が増していきます


Ⅲ 質問返し型
 A5 あなたはどうしますか?
 A6 明日、会議ありましたっけ?
 A7 朝のメール、見てないんですか?(そこに書いてあったでしょ?のニュアンス含有

Ⅳ 不親切型(ケンカ売り型
 A8 ○○さんに聞いてください。
 A9 マネジャーに確認すべきです。
 A10 私は担当じゃないので。

Ⅴ 距離が遠い型(コイツが厄介!
 A11 あ、よかったら乗っていきます?
 A12 私、終日、顧客とミーティングなんですよ。
 A13 去年は大渋滞でしたからねぇ。
 A14 予報では大荒れらしいですからねー。
 A15 社用車はもう修理から戻ってきましたか?


どうですー? 公式や既出を解いてると、こういう下のほうのヤツが増えてきているんですよねー(もちろん類題にしてあります)。

ここで重要なのは、場面を想像して、自分でシーンを「補って」聴く、ということではないでしょうか?

たとえば、A7の「朝のメール、見てないんですか?」は、「メールで会議は中止になった、と書いてあったでしょ?」とか「メールに、マイクロバスを出すので全員乗ること!ってあったでしょ?」みたいな状況ならアリだな、と自分で「想定」する訳です。

そして、A12~15なんて、イヤですよねー。

A12 私、終日、顧客とミーティングなんですよ。(だから私は行かないんです。)
A13 去年は大渋滞でしたからねぇ。(だから車とかは避けた方がいいですよね。)
A14 予報では大荒れらしいですからねー。(だから交通機関の乱れがありそうだし…)
A15 社用車はもう修理から戻ってきましたか?(もしあれば使いたいですよね?)

別名「皆まで言わない型」 

明確な回答を言わず、独り言みたいにボソッと言う。でも、確かに会話は成立しているし、実際の会話ではこのパターンは普通にある訳で。

「よりオーセンティックになった」という訳ですね ちっくしょ~!

これ、日本語で見ているから簡単な訳で、慣れない英語で言われるからキツいんですよね。

英語でサラサラッと言われて、さらに他の選択肢が1つぐらい聞き取れないのがあったりすると、一気に動揺してしまいます。その間に、次の問題が始まっちゃったりしたら、もうお手上げです!!

あのモリテツ先生も「最近のパート2はやりすぎ!」と怒っています・・・

とにかく、消去法は必須!ってことですね。

まぁでも、パターンの蓄積で点が取れちゃぁ、何のために勉強しているのかわかりませんからね。ホンモノの英語力が試される試験に近づきつつある、と前向きにとらえて、頑張りましょう



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knight2000_mh at 00:01|PermalinkComments(0)TOEIC 

2019年11月15日

ビーンとベンの有名なお話


【Today's topic】 

どんどん涼しく(寒く?)なって参りましたね!

さて、今日はTOEICにかかわる有名なお話を。

その名も「ビーン」と「ベン」のおはなし・・・

A0001631-00

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エヘッ、いや、そうじゃなくて・・・

「being」と「been」のお話です

つまり、パート1で出てくる描写が「進行形の受け身」と「現在完了形の受動態」の場合、難易度が上がると。そして、最近はこの傾向がどんどん強くなっているとか

これってどうなんでしょ? 自分の場合、ボーッと自然体で聴いていた方が、普通に解答できるような気がします。

で、いったん気にしだすと、深追いし過ぎて余計に混乱する・・・

安易(?)な解説の仕方では・・・

進行形の受け身の場合は「人」が写っていなければ、原則正解にならない

なんて解説されることが多いみたいです。うーん、ちょっと乱暴かな?

たしかに「have been ⁺ p.p」と「be動詞⁺being ⁺ p.p」の聞き分けなんて、難しくない!なんて思っていると、困るのが、「主語 ⁺ 's ⁺  been又はbeing ⁺ p.p」の場合です。

つまり、「have(has)」がハッキリ発音されれば、簡単なのですが、これが省略形になってくると、その後の「been又はbeing」が聞き分けできないと、厳しいということになります

そこで、登場するのが「ビーン」と「ベン」

・だいたい「ビーン」と聞こえる時は「being」です。
・そして
「ベン」とか「ビンッ」と聞こえる時は「been」ですね。


これをもとに、先ほどの原則にしたがって、人が写っているかいないか、で判断すれば、だいぶ楽にはなるのではないでしょうか?


ただ、ご存知のようにこれには、大きな落とし穴が!!


「display」「store」のような、動作ではなく状態を表す語であれば、受け身進行形で人が写っていなくても、正解になり得る!ということです。

Some items are being displayed outside.
(商品が外で展示中である。)

必ずしも「人」の登場は、必要ないです。

これに対し・・・

A fence is being removed.
(フェンスは撤去されているところだ)


これは「人」の登場が必要ですよね。

つまり、機械的・テクニック的に「TOEIC原則」を丸暗記するのではなく、ちゃんと文法的知識に裏付けされた「理解」が求められますよね。

そもそも、こんな原則がTOEIC界に普通に普及していたなんで、パート1の問題集を一気に解いた最近まで知りませんでした・・・(お恥ずかしい)

ま、引き続き頑張ります!!



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knight2000_mh at 02:32|PermalinkComments(0)TOEIC 

2019年11月04日

パート1での要注意語彙/「立てかける」系


【Today's topic】 

なんとなんと、久々に英語学習仲間の「たかさん」から連絡をいただきました~!!

いつも「オフ会」のお誘いは彼からですので、そろそろこちらから連絡してみようかなーと思っていた矢先に・・・また先越されました

明日、久々に飲みに行って参ります! 嬉しいですねー、たかさん、ありがとう!



さてさて、先日、妻が駅前で自転車を撤去され(何やってんだか・・・)、今日はその引き取りに、なぜか自分が行ってきました(世間では、これをパシリと言うw

自宅から収集所まで、徒歩で30分。

これは、休日に思ってもみない勉強時間の確保!とプラスに考え、まだ手つかずだったTOEIC「パート1」の問題集を一気に「聴き歩き」ました。

もうしばらくTOEIC受けていないので、最新の傾向はあまりわかりませんが、このパート、ほぼ全問正解(だと思う)ですが、たま~に1問、「ん?」と思うような難問が出現することがありますよね?

今日も、自分が抜け落ちていた知識を拾うことができました。(TOEICを受け慣れている人からすれば、当たり前の知識なのかもしれません。)

いわゆる「立てかける」「立てかけられている」「寄りかかっている」系の語彙です。

すぐにパッと浮かぶ、誰もが知る有名頻出語彙は lean against(over)~ですかね?

ただ、この他にもいくつか類語が存在します。

・prop against ~ 
He propped his bicycle (up) against the wall.  彼は自転車を壁に立てかけた.
※propは名詞で「支柱・つっかえ棒」の意味があります。

この語、以前ブログで「地下鉄の注意書き」の件で取り上げたのですが、なんと本番でも既出なようで・・・。意外と手強いTOEIC。

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・stand against~
stand a ladder against a wall はしごを塀に立てかける.


そして、今日出現したのがこの単語 ↓・・・中1レベルなのに、恐ろしい。

・rest (物・体の一部が)(ある場所に)置かれている,寄りかかっている

I sat with my elbows resting on the desk.
私は机に肘をついて座っていた。

The ladder was resting against the wall.
はしごが壁にかかっていた。

rest は、これ以外にも動詞としていくつか注意すべき意味を持っており、多義語でもあるので気を付けなければなりませんねー。

リーディングの「語彙・文法ができる」は、いつもほぼ100%な訳ですが、まだまだ基本語彙に漏れがあって怖いです。

気を引き締めて、明日からまた1週間、頑張ります!!



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2019年11月03日

英語民間試験・・・


【Today's topic】 

生活リズム、乱れまくりです・・・

なんでこんな時間にブログを書いているのか

ま、それはさておき。

「英語民間試験 見送り」

新聞の第1面には、この文字がなんとも皮肉な形で踊っています。

ここのところ、ずっと「対応の遅れ」等、様々な問題が指摘されていましたからね。それを思う度に、英語学習に関わる一人としても、政府のその施策の杜撰さに、腹を立てずにはいられませんでした。

そしたら、やっぱり・・・

いや、でも、これでよかったよ!!

こんな状態で、突っ走って実施しては、多くの受験生が犠牲になるところだった。

皮肉なのは、萩生田大臣の「身の丈」発言が引き金になったこと。

アンタ、本当にバカだけど、ファインプレーだよ!

あんたのこのお粗末な失言によって、結果として、多くの若者を救ったことになる。

まぁ、でも、この1~2年、散々振り回されて、結局悪影響を被った犠牲者は、何といっても受験生たちです。

我々大人たちがだらしないせいで、こんなことに巻き込んでしまい、本当に申し訳ない。そして、現場の先生方も親御さんたちも、本当に本当に苦労されたことでしょう。

発案当初から問題視されていたこの案件、どうしてここまでズルズルと不完全なまま突き進んでしまったのか・・・

改めて、自分たち大人の無能力さに腹が立ちます。

何もしてやれなくて、本当にゴメンよ、若者たち。。。



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71.4kg  



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