既に耳は形成されつつある初体験のTOEIC特化文法学習

2017年06月21日

ホントにそんな人いる?/前田氏


【Today's topic】 

TOEIC界の大御所、ヒロ前田氏が、以前にこんなことをおっしゃっていました。

「あなたは毎日、どれほどの英語に触れているのか?」
「解説ばかり読んで、勉強した気になっていないか?」
「勉強時間のうち、もし英語を読むのが2割で、解説を読むのが8割では、お話にならない。」

うーん。。。まあ、そりゃそうだ。

言いたいことは、よ~くわかります。

そもそも英語自体に触れいてる時間が圧倒的に少ないでしょ、という指摘に対しては、これはもう真摯に受け止めるしかありません。おっしゃる通りです。

ただ、ただね?

勉強時間のほとんどを、解説ばかり読んで満足してる人って、本当にいますか?笑

いたとしても、ごく少数だと思いますよ?

まぁ確かに、TOEIC講師として、こう言いたくなっちゃう背景っていうのも、何だかわからなくもないんですよね。

たぶん「解説が詳しい問題集が欲しい」という意見が多いんでしょう。

そして、実際に前田氏の本は非常に解法パターンや解説が詳しく、売れているため、その事実に対して歯がゆい思いをしているのかもしれません。

もっと英語の部分を読んでよ!ロスが一生懸命書いたんだから! ってね。

自分は、ここ2か月ぐらい前からはじめて「TOEICだけに特化した勉強」というのを開始してみた訳ですが、そこで思うのは、今の私のレベルでさえも、解説はそれほど読まないってことです。

リスニングなんてまず読まないですよね? 聞き取れない部分のスクリプトを確認するぐらい。

リーディングは、間違えた問題やわからなかった問題で確認するぐらい。

だから実際は、学習者はTOEIC講師達が思っているほど「解説」なんて求めてないと思うんです。

「解説が詳しい問題集が欲しい」っていう意見は、たまに凝り過ぎた問題集、ひねり過ぎた問題集で、他の選択肢がなぜダメなのか?がハッキリ明記されていない場合があるんですよ。そのために「ちゃんと詳しく書いてよ!」となる訳です。

何故ゆえに他の選択肢を斬れるのか・・・後味が悪いまま先に進まざるを得ないですから。そうなると学習者はとりあえず「これ、あまりいい設問ではないな」で終わらすしかない訳です。

つまり、解説は難易度の高い設問についてのみピンポイントであれば十分。もちろん学習者のレベルにもよるけど。

毎日、解説ばかり読んで満足している人なんて、ほとんどいませんよ。

学習者だって、そこまで馬鹿ばかりじゃないんだから。



【本日の体重測定】

71.1kg



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knight2000_mh at 22:52│Comments(0)TOEIC 

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