老害・・・サードオピニオン

2019年08月11日

愛犬の余命宣告


【Today's topic】 

このブログには、ほとんど登場したことがありません。

愛犬のお話です。

12歳になる雄のチワワです。

大切な家族の一員にも関わらず、今までこのブログに写真など一切登場しなかったのは、非常に特徴的なルックスであり、身バレを防ぐため。

妻との入籍とほぼ同時期に、1歳にも満たないこの子を我が家に迎え入れました。

結婚式では一緒に記念撮影。

狭い賃貸で始めての同居、その後、引っ越してリビングの広いマンションを購入。最初はその広さに戸惑い、壁づたいにそろそろ歩いてビビッてたっけ。

旅行も帰省も、いつも一緒。

仕事から帰宅すると、狂ったようにピョンピョン跳ね回って喜びを表現し。

かと思えば、あちこちに粗相をし、妻や私から叱られ。。。

そんな「彼」も、あっという間にもう12歳。立派な老犬です。心臓にも疾病を抱えていますが、特に変わったこともなく、ここまで元気に過ごしてきました。

異変が見つかったのは、約2ヶ月前。

私が残業で多忙を極めている中のことでした。口からの軽い出血。フロアにもポタポタと血痕が。

最初は何か堅いものを噛んで口を切ったのかと思っていましたが、その数日後にまた出血。これを繰り返すようになりました。

その原因がわかったのは、つい3日前のこと。

口内から下顎の外皮にかけて、イボのような嫌な感じの腫れが。

傷口から細菌が入って膿んでいるのか?

そんな軽い気持ちで、お世話になっている獣医のもとへ。

そこで告げられた衝撃の病名は。。。

扁平上皮癌。

これから細胞の検体検査に出すので確実とは言えないが、経験からして、ほぼ間違いないだろうと。

犬のガンの中では、メラノーマなどとともにトップ3に入る悪性腫瘍です、と。

すぐにレントゲンをとり、とりあえず肺などへの転移は確認されず。しかし、進行が早く、痛みでえさも食べづらくなるため、今後体力の消耗は避けられないだろうと。

主な選択肢は3つ。

1 外科手術

下顎のほぼ3分の2を切り落とす大手術。つまり下アゴをほぼ失う。これで完治した症例もわずかにある。しかし、大抵は再発。術後の1年以内の生存率は約5割。

2 放射線治療

患部に放射線を定期的に照射。しかし、全身麻酔を毎回行うため、身体的な負担が大きく、心臓の悪い老犬には不向きとのこと。費用も莫大。

3 ガンを受け入れる

つまり、真正面から戦うことをせず、痛み止めや止血をしながら、ありのままに最後を受け止める。この場合、余命は3ヶ月もないだろうと。腫瘍が肥大化し、気道が圧迫されて苦しそうにしたり、痛みに泣いたり・・・そんな姿を目の当たりにし、これ以上苦しませたくない、もう楽にしてあげたいという思いから、安楽死という選択をとる飼い主も多いと。

妻と話合ったけど、まだ結論は出ず。

年齢的にも、もうそろそろ覚悟はしておかなければなぁとは思っていたけど、こんなにも早く危機が訪れるとは。

明日、セカンドオピニオンを聞きに行ってきます。

正直、現状どうしたらよいのかわからず。

今はまだまだ元気に歩き回り、僕のふくらはぎを引っ掻きながら、エサを欲しがる「我が子」の無邪気な姿が逆に痛々しく、涙が出てきます。



【本日の体重測定】 

71.5kg  



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knight2000_mh at 23:25│Comments(0)家庭・仕事・周辺環境 

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