2020年03月19日
There being ~ と来たら?
【Today's topic】
皆様、お元気ですかー?
コロナにかかってませんかー?(もしいらっしゃったら、早く回復されることをお祈りします。)
いやー、久々の更新になってしまいました。最近の英語勉は、ひたすら「守り」に徹しています。
日々、ちょろちょろと基本文法を見直しています。以下の本を使って。というか、それしか時間が取れず・・・この時期は我慢我慢です。
さて、今日は「学生時代に、こんな上手いまとめ方をしてくれる先生に出会っていたらなぁ~」と思った出来事を1つ。
それは There being ~ についてです。
文中にコレが出てくると、訳しにくくてちょっと嫌だったりしないですか?(俺だけ?)
前述の本の中で紹介されていたので、さらにネットで検索をしていると、こんな記述が。
「There being ~ と来たら、分詞構文か動名詞!」
う~ん、なるほどー。そうやってスパッと割り切って覚えちゃうのですね?確かにわかりやすい。
分詞構文パターンにしても、動名詞パターンにしても、もともとこれは「There is(are)~構文」の変形です。
1 分詞構文の例
There being no evidence against him, Jack was released.(証拠がないので釈放された。)
このタイプは、慣用的な独立分詞構文ですから、There being no~(~がないので)で覚えておけば瞬殺ですよね。
2 動名詞の例
I never dreamed of there being such a quiet place in this noisy city.(このうるさい町中にこんなにも静かな場所があるなんて夢にも思わなかった。)
つまり「there is [are]」が動名詞化すると、is が being になり、形式的な主語 there が動名詞の意味上の主語として残り、「there being」という形が出来上がる。したがって、there自体は特に意味をなさず、「~があること」を表す。動名詞なので、動詞や前置詞の目的語になることができる。
これで、スッキリですね。
なんと、2つ目の例文はセンター試験での出題です。there being の部分が( )で抜かれて、4択から選ぶ形になっています。基礎が出来てない受験生にとってみれば、かなりの難問だったに違いありません。
ちょっとした文法事項の整理でした。
さて、明日も頑張ります!!
おやすみなさい
【本日の体重測定】
73.8kg ここまでお読みいただき、ありがとうございます m(_ _)m
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knight2000_mh at 00:23│Comments(0)│英語雑感